今年のサマーインターンシッププログラムには、恒例となりつつありますが、東京から早稲田大学大学院理工学研究科1年(前期)に在学中の松下綾子さん、また、九州の熊本大学から工学部3年に在学中の池島 直貴さんの2名の方にご参加いただきました。お二人とも熱心に9月中旬の1週間のカリキュラムを消化いただきました。また、弁理士の資格にも興味を持っていらっしゃるようで、弊事務所のホームページだけでひっそりと募集をかけているにもかかわらず、感度高く応募いただき、また、遠路はるばるこの田舎町へ来ていただけることに所員一同感謝しております。今回のことで、特許事務所の何となくというようなことはおわかりいただけたように思いますが、まだまだ伝えたいことなどがあったようにも感じられます。また、知的財産権に関する仕事などを通じて将来お会いできればとささやかながら考えている次第です。
今回のインターンシップでは、偶然時期を同じくして開催された特許庁主催の知的財産権に関する初心者セミナーに参加いただきました。下の写真はその際のスナップです。
松下さんと池島さんの感想文が届いておりますので掲載させていただきます。 
今回だけでなく過去の参加者の皆さんからも近況や知的財産に関する仕事に従事されたなどのご連絡をお待ちしておりますのでお気軽にまたメールでもいただければと思います。

【松下さん】
 今回、発明を説明するという難しさを体感しました。はじめの頃は形式を真似るばかりで、内容にまでは踏み込めなかったのですが、後半になるにしたがい、何のためなのか、どういう物なのかを考えるようになった気がします。実際に書くことで、どんどん問題点にぶつかり、何回も事務所の方たちにご指導いただきました。
 また、事務所の方たちからお聞きするたくさんのお話は、とても刺激になりました。事務所の雰囲気が和やかだったことも印象的です。
 今回の経験を活かし、弁理士を目指して頑張っていきます。
 事務所の皆様、本当にありがとうございました!!!

【池島さん】
 今回の研修では5日間、事務所の皆様に親切にご指導頂き、本当にお世話になりました。
 研修内容は先行技術調査や特許出願書類作成など、初めてのことばかりで大変な思いもたくさんしましたが、知的財産業務の実際を知ることが出来たのは私にとって大きなプラスになりました。特に、より広い権利範囲を獲得するために、代理人自身も新たな発明を考える場合があることを知ったときには、目から鱗が落ちる思いでした。
 又、事務所の皆様と一緒に食事などして、仕事に限らず色々な話をしながら楽しい時間を過ごせたことも、良い思い出になりました。
 私はこれらの経験を基に、今後は弁理士試験の第一歩として、就職活動をしながら行政書士の資格取得を目指そうと思います。未だに苦手意識のある語学も、日々勉強することで少しずつ習得していきたいです。
 維新国際特許事務所の研修に参加出来て本当に良かったです。事務所の皆様、そして一緒に研修を受けた松下さん、ありがとうございました。進路が決まりましたら、また改めてご連絡します!

サマーインターンシッププログラム2006